僕は教員という立場なので、今回の選挙で各党が出しているマニフェストの、教員免許更新制について、比較してみました。
自民党
教員免許更新制の着実な実施などにより質の高い教員を確保するとともに、教員の政治的中立を徹底し、教育現場の正常化を行う。
社民党
○教職員の負担をますだけの教職員免許更新制を廃止します。教職員の養成、採用、研修等の改革を総合的に進め、教職員の適格性、専門性、信頼性を確保します。
公明党
免許更新制の記述なし
共産党
「教員免許更新制」を中止します……今年度から本格実施となった「教員免許更新制」は、中央教育審議会でさえ「導入には無理がある」としてきたものを、時の安倍首相が強引に法律を通して具体化させたものです。そのねらいは、教員の身分を不安定にして、政府言いなりの「物言わぬ教師」づくりをすすめることです。しかも、大量の教員の「講習」が義務づけられるのに講習の開設義務が誰にもない、講習中の代替要員もないなど制度的にも破綻しています。同制度は中止すべきです。
民主党
○教員の資質向上のため、教員免許制度を抜本的に見直す。教員の養成課程は6 年制(修士)とし、養成と研修の充実を図る。
○教員が子どもと向き合う時間を確保するため、教員を増員し、教育に集中できる環境をつくる。
みんなの党 免許更新制の記述なし
国民新党 免許更新制の記述なし
改革クラブ
教育に関する日教組、文部科学省、大学教育学部によるギルド的体質を打ち破り、あるべき教育についての国民的議論を喚起していきます。信頼される教員を育成するために、教職員の質の向上、維持のため、教員免許を10 年とし、更新のための30 時間講習受講を定着させます。
新党日本
免許更新制の記述なし
幸福実現党
免許更新制の記述なし
免許更新制の実態については、共産党の記述が簡潔に説明されていてわかりやすいですね。ただ、同党の主張では「中止」となっているのが物足りない。やはりはっきり廃止と書いてほしいです。実際に講習に行った仲間の話によると、やはり講習をやる側のやる気のなさが炸裂しているようです。どちらの現場(小中高の学校と講習をする大学)も同制度のおかしさによって振り回されています。そんな現状を知ってか知らずか、自民党などのマニフェストには同制度をさらに推し進めようと書かれています。そんな政党には絶対に票をやりたくはないです。m
既に次期政権が約束された感のある民主党のマニフェストには同制度について「見直し」との記述があります。これは現状をどうとらえるかによって、どうとでもとれます。現状は不十分なのでさらに更新制を強化するとの意味があるのかもしれない。ぼくは「見直し」という記述を信用しません。
はっきりと廃止と書いてるのは社民党くらいです。民主政権に参画する見込みなので期待していいんでしょうか? 実現性はどれくらいなんでしょうね。
ところで、衆議院議員選挙と同時に行われるはずの最高裁判事国民審査がすごく楽しみなんですが、その情報が一切入ってこない。審査対象のすべての判事に×をつけようと思っている僕にとって、×でない人がいるのかどうか判断する材料は是非ほしいのですが、選挙公報位なので、どこかによい情報入手源はないでしょうかね。
上記の説明では、共産党の考えが一番合理的だと思います。外の政党は、すべて政権に参加しており、その能力は証明済みではないでしょうか。
投稿情報: 浅尾 (寛) | 2011年2 月15日 (火) 10:45